日本昔話によくあるパターン。
いいおばあさんと、欲張りばあさんの登場です。
子どもの投げた石で腰が折れたすずめを介抱するおばあさんは、家族の人からは、変わり者扱いをされていました。元気になり飛び立ったすずめが、お礼にもってきたものは、ひょうたんの種。
その種をまくと…
その様子を見ていたとなりの欲張りばあさん。
よくあるパターンで、お話の展開は、ある程度予測がついても、なぜかワクワクドキドキしながら読んでしまいます。
それにしても、欲張りばあさんのやることには、ちょっと驚きです。
派手な色遣いの表紙からは、ちょっと想像もできないようなお話の絵、地味目の色で目に優しく写ります。
登場人物の、大きな表情の変化も、きっと楽しむことができるでしょう。