3歳の娘にとっては、三重苦のヘレンが、とにかくフシギで仕方なかったようです。
そして、『ヘレンケラーごっこ』と称して、毎日、ヘレンの三重苦を体験(?)しています。
目と耳と口が使えないヘレン。
娘は、しっかりと目を閉じ、耳をふさぎ、口を閉じて、ヘレンになりきっています。
この状態で、どうやって食事をしたのか?
どうやってママとおしゃべりしたのか?
どうやってお部屋の中を歩いたのか?
さらには、覚えはじめたひらがなで指文字にチャレンジしたり、紙に鉛筆で穴を開けて、『点字で書いた手紙』などを、サリバン先生役のママに渡したりも。
『ヘレンは、目も見えないし、耳も聞こえないし、おしゃべりもできなかったけど、すごく頑張ったから、いろいろなことができるようになったんだよ。あなたも、頑張れば、何でもできるようになるよ』と、言って聞かせながら、毎日のヘレンケラーごっこにつきあっています。