シンプルで、独創的!
表紙がダンボールを思わせる色と手触りで、装丁も素敵な絵本。
原書の題は、『NOT A BOX』、これを『はこ は はこ?』と
言葉遊びみたいなタイトルに訳した中川ひろたかさんに、拍手。
大人にはただのはこ。でも、子どもにとっては、
「これ、はこじゃないよ」
ある時は車に、ある時は山に、ある時はロボットに。
子どもが見えているイメージの世界が
「赤い線」で書き加えられています。
子どもって、ナチュラルにこういう「赤い線」の世界、なんですよね。
この絵本を読んで改めて、子どもって、ステキ!と思いました。