4歳の頃に出会ったのは、本物のバイソンだったのでしょう。
母に教えられて、優しいバイソンとの交流がとても包容力を持って描かれています。
途中から、女の子の生活に入りこんだバイソンは、心の中のイマジネーションですね。
女の子が成長して、母親を亡くした時、バイソンとの突然の別れがやってきます。
そしてバイソンが心の中に、生活してきた思い出や自然の中にいることを知るのですね。
ちょっとノスタルジックな作品です。
絵本の中間で女の子が手をつないで遊んでいるシーンがあります。
手をつないでいる人が姿を表さないで絵が切れているところが衝撃的です。
きっとお母さんですね。
それがお友だちだったら嬉しいのですが。