死の絵本というのを人に読み聞かせるのは非常に難しいと思う。この絵本は飼い犬のりりの死を扱っているお話です。私の実家にも17歳の老犬がいるのでこのおはなしにでてくるりりと状態が殆ど同じでつい娘に読み聞かせながら実家の犬と重ねてしまって読んでいた。娘も実家の犬に似ているとおもったに違いないでしょう。文章中にリリの使っていたボールがリリのにおいがしたと書いていて、くさいと笑いながらいっていたが私もこの文章を読んでいてふと実家の犬の独特のにおいがよみがえってきた。確かにくさいんだけど嬉しいにおいなんですよね。懐かしい、温かいにおい。今度実家に帰ったらもっといっぱいスキンシップしてこようと思います。