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ヤマネコとアザラシちょうさだん」 めむたんさんの声

ヤマネコとアザラシちょうさだん 作:五十嵐 美和子
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2022年01月21日
ISBN:9784569880327
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 5
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    おじいさんが、海のすぐ近くで倒れていたアザラシを助けました。
    倒れていた原因は、食べ物と間違えて食べてしまったビニール袋でした。
    回復したアザラシは必死で何かを訴えるけれど、おじいさんには分かりません。
    それで、アザラシ語が分かるヤマネコに助けを求めました。

    アザラシが訴えていたのは、環境問題。
    人間が海に捨てたゴミを誤って食べて死んでしまう生き物が、たくさんいるのです。
    それを解決するため、アザラシたちは『ウミキレイ』を組み立てて海からゴミをなくそうと考えました。
    でも、自分たちでは『ウミキレイ』を組み立てられません。
    組み立ててくれる人間が必要なのです。


    人間たちのエゴがアザラシたち海の生き物を困らせているのに、指摘されるまで気付かないなんて、私たち人間は、なんて身勝手なのでしょう。
    絵本なので優しい表現しかされていませんが、本当は、作者はもっと強く言いたかったのではないでしょうか。
    絵本の中で組み立ててくれる人間が必要だと言っていますが、それはつまり、原因を作った私たち人間が動かなければ、環境問題は解決しないということなのでしょう。

    この絵本を読んだお子さんや大人の方の胸に、少しでも響いてくれたらと思います。

    投稿日:2022/03/09

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