主人公のスリーは、三本足の犬です。
でも、足が三本しかないことを嘆いてはいません。
むしろ、感謝しているのです。
そんなスリーの毎日は、スキップして飛び跳ねてお日さまや雨を喜んで、しっぽをフリフリして食べ物をもらう毎日。
色々なところを散歩しながら六本足や八本足の昆虫と出会い、自分の足が三本で良かったと感謝する毎日。
そんなスリーだから幸せも多くて、ファーンという女の子に一緒に住むことを提案されます。
感謝は幸せを呼ぶ。
たいていは足が三本しかないことを嘆いてしまいますが、スリーは逆に感謝します。
感謝すると気持ちが明るくなって、運命はより幸せな方へと向かうのでしょうね。
たいへん勉強になりました。
より多くの人々に、この絵本を読んでもらいたいと思います。