スマトラ民話だそうです。絵もスマトラっぽくて、個人的には大好きです。
あんまり紙芝居を読むのがうまくなくても、とてもうまい脚本なので、それだけでも読む価値あります。
南の島に住む魔物が、つぶやきます。
「おとうさんっていいな、ぼうやがいて孤独じゃない」と。
だから、お父さんに化けて子供を誘拐。
でも、本当のお父さんとばったりでくわすのです。
ここからが、結構面白いです。
さあ、本当のお父さんは???どっち?
お父さんでいるのもつらいよ、と魔物は心底思うのです。
お父さんの権力(?)を復活させたい家庭には(?)ぜひ読んでほしいです。