2歳2ヶ月の息子に読んでやりました。表紙のしんかんせんをみて、新幹線がテーマかと思いきや、「♪さよならさんかくまたきてしかく・・・」のように、「しんかんせんははやい」から始まり、さまざまな形容詞とそれを特徴としているモノとあわせて展開させ、最後にまたしんかんせんに戻ります。子供が始めて覚えるような簡単な形容詞が勢ぞろいしていて、紙芝居というせいもありますが、ついついオーバーに説明して、その特徴を説明しようとこちらもはりきっちゃいます。
たとえば、紙芝居は基本的に対面方式なので、大きいとか丸いを両腕を使って形作って「大きい」や「丸い」を説明します。一緒にやれれば尚いい!みたいに、各ページでいろいろ工夫してしまいます。赤や白もあるので、すぐ目に付く赤いものや白いものを指差したり、探させたりとなんだか紙芝居を読んでやっているのか、一緒に体遊びをしているのかわからなくなってきます。
いいリズムで言葉も選ばれていますし、息子と一緒に遊んだー、おもしろかったねーと楽しめる本です。