絵が、ただの形ではなくて、何かを表現しているのだということが分かる年頃のお子さんから、(かなり低年齢からOK)読んであげたい絵本の1冊です。
お母さんの優しさや温かさがよく伝わるイラストなので、この絵本を読んだ子どもたちはすごくいい気分になれるのではないでしょうか?
また犬のデイジーの母親業が、いい加減というか手抜きというか。そこがお茶目で、やることなすこと「あぁ、そんなことしちゃって…。うわっ」っと、目をつぶりたくなる際どさに、笑いを誘われました。
この絵本、もちろん小さなお子さんにはお勧めしますが、本当に一番読んで欲しいのは、今、小さなお子さんを育てるために日夜奮闘しているお母さんです!
子どもはとてもかわいいですが、小さいうちはいろいろなことに神経を使います。自分自身の時間もとれなくて、ストレスを感じることも多くないですか?(私は子どもが小さいとき、特に上の子を育てている時は、毎日カリカリしていたかも〜)
そんなお母さんたちがデイジーを見ることで、母親業って、もっと力をぬいていいんだ。もっと気楽にやっていいんだ(同じ意味かな?)って、思ってくれたら嬉しいです。