50音をこんな風に遊べるなんてとても素敵なのですが、いわゆる差別用語が含まれていることもあり、オリジナルでの復刊は難しいかもしれません。でも、ナンセンスのセンス(?!)が抜群で、長さんとのコラボレーションもどんぴしゃり。子供たちが自分で絵を考えるのも一興でしょう。音読もお絵かきも楽しい作品です。
ただ、73年出版当時は、意味がわからなくても聞いたことのある「大人用語」だったはずの言葉の数々が、今や大人も、???になってやしないかと心配ではありますが・・・
アナウンサーでさえ日本語が危うくなってる昨今、この本をペラペラペラっと読み上げられたら、子供たちに良い刺激となるかなあと思いました。