ロックフェラーセンターに飾るために運んできたトウヒの木に住んでいた、フクロウのお話。
実話だそうです。
運悪く(?)住処の木を大都会に運ばれてしまったフクロウ。20cmほどの小さい種だし、そのまま命を落としていたかもしれないと思うと、作業中に見つかったよかった、と思いました。
プロの手で野生に戻ることができた事も。
ただ、もともと住んでいた森に戻れたわけではないと思うと、心の隅が痛くなりました。
ライトな感じのイラストで、フクロウはとても可愛いです。
人間と動物の関わりを考えさせられる一冊でした。