コンセ・ブリ島で魔法使いを探すトマカンテ君のお話です。
このコンセ・ブリ島は、とても複雑で奇妙な場所。
スズキコージさんの絵が、もうピッタリなのです。
旅の途中には様々な困難が立ちはだかります。
そんな中、案内役のサル(名前はハゲ)と共に目的の場所へと向かうトマカンテ君には驚かされます。
私だったらこんな奇妙で不気味な場所、1日どころか1時間も持ちそうにありません。
やっと見つけた魔法使いはこれまた想像とはかけはなれたキャラクター。
この魔法使いが知らずにかけていた魔法(?)にも驚かされます。
何もかも現実離れしたこの作品を、気付くと一気に読んでしまっていた自分。
すっかりこの奇妙な世界に入り込んでいたようでした。