組み木絵本というものに、初めて出会いました。
「組み木絵のできるまで」が巻末にありまして、それはそれは細かな作業が続きます。一つ一つの絵ができるのに、どれだけの時がかかっているのだろうと、想像すらできません。
丹念につくられた組み木絵、じっくり見る価値、存分にあります。
この本は、自然界にあるものが組み木絵で表され、詩がそえてあります。組み木絵と詩が一つになって、私たち人間を、自然の中の小さな生物に変えてくれます。
大人にぜひ、読んでもらいたい本です。自然との関わり方を根本的に見直すことができる良本だと思います。