読んでいる最中に、息子から「まのいいってどういうこと?運がいいってこと?」としきりにきかれました。
その通りなのですが、ちょうど良いころあいに出くわすと言っても子どもにはわからないしと意味の説明に戸惑いました。
とんとん拍子という言葉がありますが、このお話を読むとその言葉が浮かんできました。
主人公がどんべえさんというのですが、息子はその名前で早速笑っていました。
よく読んでみると、どんべいさん、いのししに追いかけられたり橋で落ちたりと幸運でないことにも多く遭遇しています。
でも、そのたびに、ラッキーなことも発見して「なんて まが いいんだろ」とつぶやきます。そのポジティブな言葉が幸運を呼ぶのでしょうか?
こういう本を読んでいると、日本人は本来楽観主義だったのかな?とも思いました。同じ出来事でも、良い面に目を向けるのと悪い面に目を向けるのとでは見方や行動が変わってきますからね。
何だか笑ってしまう楽しいお話です。