ねずみ女房」 おるがんさんの声

ねずみ女房 作:ルーマー・ゴッデン
絵:ウィリアム・ペン・デュボア
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1977年03月
ISBN:9784834005400
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • 大人になって共感できる

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    子どもの時に読んで、大人になって読むと、捉え方が違う物語だと思います。
    毎日、同じ事の繰り返しのねずみ女房は、ほかのねずみが感じない思いを持っています。
    夫は理解してくれません。
    ちょうど二人目を産んで大変な頃に、こんな思いに囚われた頃がありました。
    こんなに幸せなのに、何かが足りない気がしたのです。
    それが何なのか、説明できないのです。

    ねずみ女房は、キジバトから外の世界の話を聞いて、自分も飛んでいってみたいと思います。
    それなのに、ねずみはキジバトだけを逃がしてやります。
    なぜ、自分は一緒に行かなかったのでしょう。
    外の世界を見ることが出来ただけで、心は解放されたのでしょうか。

    自分を必要とする場所がどこなのか分かったからではないかなと思いました。
    私も、自分を必要としてくれるボランティアと出会って、救われました。

    子どもたちはこのお話をどう捉えるのか興味があります。

    投稿日:2009/05/15

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