GEZANというロックバンドも、マヒトゥ・ザ・ピーポーという人も知らない自分ですが、この絵本は荒井良二さんを巻き込んだ、ロックな絵本ではないでしょうか。
どうして犯罪が起こるのでしょうか。
言葉があるから犯罪が起こるのでしょうか。
色があるから犯罪が起こるのでしょうか。
確かに言葉や色による暴力が、混乱を起こす起爆剤かも知れません。
音があるから犯罪が起こるのでしょうか。
我慢できない音が、銃爪になることもあるでしょう。
そもそも人間がいるから犯罪がおこるだなんて、確かにそうかも知れないけど、それではどうしたら良いのでしょう。
こんなことを考えたら、頭の中で理由のわからない音響が鳴り響きます。
言葉も、色も、音も、人も、みんな逮捕されて、それが球体になったのが「チキュウ」だったりするのでしょうか。
以上、まだ知らないGEZANの音楽を想像した上での感想です。