マザーグースの有名な詩、ロンドン橋を翻訳したものです。日本語にすると、本来の詩とは味わいがちがってくるかもしれませんが、マザーグースに親しむための導入として、最適だと思います。
ピーター・スピアの絵は、ロンドン橋とそのまわりの風景を詳細に描いているので、人々のようすや町並みをながめるだけでも楽しめます。
原詩と、楽譜つきなので、英語で歌うと楽しかったです。
巻末には、ロンドン橋の歴史が解説してあり、こちらは、オトナがじっくりと読める構成になっています。
ロンドン橋の詩の内容と橋の歴史をおさえたら、本物の橋を見に行きたくなりました。