「ハンスのダンス」なんてタイトルだから、言葉遊びの絵本かな〜?と思っていました・・ら、違ってました。
「ダメダメ ハンス君」が栄光を手にするまでの、努力と成長が描かれている物語。
ハンスが一所懸命 練習に励んだ姿も、もちろん素敵に描かれていますが、カエルのサポートなしでは このお話は成り立ちません。
どんなに天才でも努力家でも、人はひとりでは頑張れない。
頑張るのは本人でも、それを認めて励ましてくれる人がいてこそ、自分の力以上のものも出せる・・そんな事を教えてくれている一冊ではないでしょうか。
荒井良二さんの絵が好きな方には 特におすすめの絵本です。
小さなお子さんから読んであげられる内容だと思います。