幼い頃に火傷して固まってしまった左手を「てんぼう」とからかわれ続けた野口英世の少年時代。
けれど、母の励ましを受け、勉強を頑張り、周りにも認められるようになります。
そして、そんな英世を認めてくれる人達の援助により、手の手術を受けることができるのです。
その時の恩を返す為、医学の道を志し、人々の為に細菌の研究を続け、最後は感染して倒れてしまいます。
貧しさや火傷による手のハンディキャップを乗り越えて、人類の役に立つ研究医となったお話なので、子供でも「すごい!」と純粋に感じたようです。
この伝記シリーズは、幼稚園児にもわかりやすく書かれていますし、大人が読んでも浅くではありますが、その人物の幼少期や功績を知ることができて、面白いと思います。