2008年4月の新刊本でしたが、元は1967年に初版の40年以上前の作品です。
絵を描いたコルデコット賞を受賞しているシムズ・タバックの初期の作品になります。
おじいさんがやかましいと感じたのは、
「ベットがきーきー
ゆかがみしみし
そとの葉っぱがやねをこする音
やかんがしゅー」
といった音。
確かに静かな場所だと気になりだしたら、たまらなくなりますよね。
そこで、物知り博士に解決方法を尋ねます。
その方法たるや、正に逆治療法。
段々とエスカレートしていくその繰り返しは、子供にとってはたまらないことでしょう。
でも、実はこうやって解決するしかないのかも知れません。
自分の置かれている状況を理解するのは、なかなか難しいことなので、身につまされるお話だと思います。