鉄道好きの息子が3歳〜4歳のころ、繰り返し読みました。
横溝英一さんの本は、兄弟が電車で旅をするお話が多いですが、この本は、山を越える鉄道の仕組みをきちんと伝える知識本として、よくできています。
息子は、旅ものよりも知識もののほうが好きで、好んで何度も読みました。
急こう配の線路を登るために利用される、スイッチバックとループ橋について詳しく説明されています。
ちなみにスイッチバックとはジグザグに登っていく方法、ループ橋は、ぐるっと回りながら登る方法です。
大宮の鉄道博物館に年に数回行きますが、ループ橋とスィッチバックのジオラマがあり、そこでさらに知識を深めることができました。
本を読んで、実物を見る。
実物を見て、本でおさらいする。
この繰り返しが、物事を正しく理解し、知識を定着させるのに役立ちます。
電車好きの息子が、さらに知識を深めた1冊です。