この絵本は今まで私の中で「読んだかもしれない」くらいのランクの絵本でした。でもつい先日ラジオでこの絵本の朗読があっていたのです。ふと聞いていると自分がものすごーく覚えていることに気がついたのです。ストーリー自体がどうなるかはすぐに思い出せないのに、次に出てくる言葉だけは朗読に先立ってどんどん自分の口から出てくるのです!自分でもびっくりしました。おおかみの子の鳴き声まで覚えていました。話が進むと同時にストーリーも鮮明に思い出され、車の中で涙が止まらなくなりました。なんてあったかいお話なんでしょう。潜在意識の中でしっかり私の血や肉になっていたのだと思うと嬉しくなりました。もう少し息子が大きくなったら是非話して聞かせたいと思いました。