表紙の絵から「のほほん」とした雰囲気が伝わってきて、良い感じです。
家族みんなで庭に池を掘り出すと、もぐらが現れます。
不思議なことに、そのもぐらと人間が会話できるんです。
もぐてんさんの言うことには、魔法で小さくなったり、大きくなったりできるんです。家族みんなで不思議な魔法を教えてもらって、小さなこびとになりました。
みんなで作った池で、こびと家族は楽しく遊びます。そして、夕方。
お父さんはもぐてんさんに頼んで、自分を元の大きさに戻してもらいました。
夏の夜、元の大きさに戻ったお父さんは・・・。
お父さんのアイデアで、素晴らしい夏の夜空を楽しんだ家族!!
このラストシーンで、とても感動しました。
夏の始まりに、是非読んであげたい一冊です。