おしいれのぼうけんでお馴染みの、ふるたたるひさん、たばたせいいちさんのお二人の作品です。
前作と同じく、読み聞かせをすると30分は
かかる、絵本としてはかなりの長編なのですが、
3歳の次女までもが、最後まで飽きることなく、聞き入っていました。
町の中にこんなほら穴があって、そこでみんなで海賊ごっこなんて、考えただけでもワクワクします。
何より、子供たちのことをしっかりと見守りながらも、同じ目線で一緒にどろんこになって遊んでくれる園長。
そして、弱虫だったさくらが、あそびを通して成長して、最後はなんと…
おしいれのぼうけんのようなファンタジーではありませんが、色々な要素がギュッと詰まった本当に中身の濃い絵本だと思います。