おつきさまが輝く冷たい夜の水辺で、
おばあちゃんと「わたし」のやわらかな時間が流れます。
おつきさまが寂しそうだったので、「わたし」はおつきさまに投げキス。
するとおつきさまは・・・。
投げキスなんて、ほほやおでこにキスが日常のお国柄が伺えますが、
馴染みの薄い私たちには少しドキドキする展開です。
でも、「わたし」の優しい気持ちが伝わってきて、
そんな姿を見守るおばあちゃんの存在感が素敵です。
ラストはまさしくキスを体感した気分でした。
その発想にも拍手!
ラストの表現がとても心に残ります。
この冷たさと温かさを体感してほしいですね。