はじめこの本を見たときはかわいいなと思っただけでした。
読んでみるとはじめはかわいいとか、面白いとか、そういう感じで読んでました。でも何度も読み返してみると、すごく不器用で誰かにかまってほしい、さびしがりやなんだろうなと思い、よこしまくんの気持ちがよくわかるようになりました。
寂しくてかまってほしい。でも相手に伝わらない。そんな気持ちが通じてきます。しかし、よこしまくんはなんていいお友達がいたんでしょう。ピンクちゃんです。ピンクちゃんはよこしまくんのことをちゃんと分かっていたのです。不器用なことも、さびしがりやなことも。よこしまくんにとってピンクちゃんはよき理解者です。
よこしまくんのことを分かっているのは多分ピンクちゃん以外にいないと思います。