夫婦げんかをしてとびだしたケーレブ。魔女のいたずらで、犬にされてしまいます。我が家にかえったものの魔法を解く術が見あたらないまま犬としての月日が流れていきます。人間の姿に戻ることはあきらめ、犬のままケートを見守る決意をします。
そして、ある星の降る、凍てつくような夜のこと二人組の強盗が忍び込んできます。結末はちょっと感動!
魔法の不思議な魅力、失って痛切に感じる家族を愛しているという気持ちなど「ロバのシルベスターとまほうのこいし」とも通じるものを感じました。読んであげるなら年長さんでも楽しめました。