グリム童話でも読んだことがないお話だったのと、絵がアディゾーニだったので読んでみたくなりました。
月がこの世の中になかった頃のお話です。
四人兄弟が月があり夜も明るい場所があるのを見つけます。
そこでは月に油をさしたりお掃除をして世話をして、市長さんに10ペンスずつ払っているのだそうです。
月で商売のようなことを?とちょっと驚きでした。
しかも、四人兄弟はつの月を盗んでしまうのですよ。不届き者たちですよね。
話がそこで終わらず、二転三転していくのがとても意外で、こんな話があったのかと驚いてしまいました。
後半にはちょっとした怖さがありました。
最後は安心できましたが。
とても不思議なお話なので、高学年でも興味を持ってくれそうだと思いました。
ぜひ一度読んでみてください。