優しい絵にひかれて購入しました。
自己犠牲の美しさを解いたお話で、「幸せの王子」にも似た
ストーリーです。
3歳の息子は、どんどんみすぼらしい姿になっていく
雪だるまが可愛そうに思えたようです。
読んでいると、本当に可愛そうになる話なのですが、
最後に太陽にあたためられて、そして土に還り、
美しい花を咲かせるという終わり方は、もう少し年齢が上に
なってからではないと、正しく受け止めることは難しいかなと
思いました。
とはいえ、誰かのために何かをすることの美しさ、
誰かのために何かをすることは、自分が不利益になることも
あるのだということを説いた話で、小学生くらいの子供だったら
深い意味を受け止められると思います。