飛べない羽をもって、足は短く、おまぬけな顔・・・
あひるは水に映った自分の姿にうんざり。
そんなアヒルですので、お友達もいません。
前に友達になったトリが1羽いましたが、
「飛べないくせに・・・」と言われてからは、あひるは心を
閉ざしてしまいました。
そんなときにあひるにはすてきな出会いがありました!
同じ境遇だからこそ、分かり合えることがある。
お互いの存在を必要としていることが気づいたアヒル。
くら〜いカラーの場面から一気に明るい色遣いを使ってるところからも
あひるの心が明るきなったことをわかります。
人間社会にも似たようなお話しに、悲しくなったり
明るい気持ちになったりと、いつまでもアヒルが幸せであるように
願わずにいられないお話しに、ほろりとしました。