このシリーズ久々に読みました。以前は子供が小さかったこともあり、あまり反応がなかったのですが、今は、いいタイミングだったようです。
すべては、おおかみさんの勘違いだったのですが、来ないかもしれないと不安になって友達を待つ気持ち、よく分かります。
おおかみさんが、花瓶の花を全部ちぎって「くる・こない・・・」をやってしまったところは面白かったです。
まだうちの子供にはステディな友達関係はないようですが、友達とうまくいっているときは楽しいのですが、ひとたびこじれたら、とにかくいろいろとつらかったことが思い出されます。
そのたびに「つらいとか悲しいと思う心がなくなればいい。」
と、おおかみのように思ったものです。
でも、心をなくしてしまったら、楽しいうれしいっていう素敵な感情もなくなってしまうんですよね。
当たり前だけど大事なことに改めて気付いたような気がします。
子供は、そこまでのことをしみじみと感じとって話を聞いているわけではありませんが、このシリーズはこのお話に限らず面白いようです。
3〜4歳からとなっていますが、小学生こそ楽しめるシリーズだと思います。