ライオンとバイオリンの組み合わせにびっくりです。
キリギリスも加わって、一体?
荒れた大地に、年寄りライオン。
通りかかった音楽家が落としていったバイオリンが、
運命ですね。
バイオリンに潜んでいたキリギリスも、いい塩梅の出会い。
音楽に触れたライオン、オーリンの変貌ぶりが愉快です。
荒野らしく、ヒヒの打楽器も加わって。
動物たちも集まって、素敵な音楽シーンで終わらないのが真骨頂。
食べて踊れば、ウンチも出るわい?
そりゃあ、「いのちが ドキドキする!」のセリフそのままに。
とすれば、その後の展開が壮大です。
『クモのシルバーくん』の作者の作品。
深い味わいに、拍手です。