楽しみにしていた芋ほり遠足。雨で中止に。子ども達は、雨の中だって行けばいいんだ!と
駄々をこねますが、先生の「1週間待てばもっと大きな芋になって待っててくれるよ」の
言葉に慰められ、芋の絵を描くことに。その芋のおおきなこと! 大作です。そして、
そこから子ども達の想像の世界が拡がります。という話ですが、本当に楽しい話です。
ここまで想像が膨らむのも子供ならではの感性で、それを優しく見守る先生もすごいなあと
思います。
1年生の読み聞かせに読んでみました。見かけは厚手の本なので、引かれちゃうかなと
思いましたが、とんでもない! 各ページには大きな文字で、しかも少ししか文字がない
ので、6・7分で読みきれます。
そして、話が面白いし、絵本の中の子ども達と先生の会話のやり取りが面白いので、みんな
釘付けになって、また一緒に突っ込みを入れてくれて、楽しい読み聞かせになりました。
私自身は、この本は白地に黒の線の絵が基本なのですが、お芋だけはさつま色を使っている
ところが、とてもインパクトがあってひきつけられています。ロングセラーには意味がある
んだなと、つくづくと実感する本でした。
本当に一度は読んでみて欲しい本です。
特に秋の収穫の時期に、是非、読んでみてください! 大変お薦めです。