ちょっとおとぼけで優しい性格のアオさんが主人公。
ネコに「ぶどう畑のことは内緒」と言われても、ついバラしちゃったり、オオカミに吠えられても「怖い顔だね〜」としみじみ言ってしまったり……。
さらには、追いかけられていたはずのオオカミを追いかけていたりと、思わず「ぷっ」と笑ってしまうシーンがたくさん。
「みんなで食べたほうがおいしいよ」「オオカミも一緒に食べればいいのに」とつぶやくアオさんの言葉が印象的です。
4歳の息子は最後の食べるシーンで一緒になってムシャムシャ食べています。いつもは絶対に分けてくれませんが、この絵本では私にも分けて食べさせてくれます(笑)。