私はタイが好きです。
偶然みつけたタイが舞台の児童文学。
市場のがやがやした様子とか、
タイの自然豊かな様子とか、
そういうものがきちんと描かれていて
読んでいてタイの風景がうかんでくるようでした。
斎藤さんの絵も、すごくかわいくて、
でも文章を邪魔しなくて
とてもバランスの良い本だと思います。
このシリーズは
「この地球を生きるこどもたち」という
副題がついているだけあって、
結構重い内容が多いのですが、
これはそこまでもなく、でもやっぱり
考えさせられる部分もあり、
読み応えも有りました。
小学校高学年になったら読んでもいいのでは?と思います。