モノトーンの中に月の色だけがぽっかり浮かび上がる、とても斬新な絵本です。
モノトーンといっても、フルカラーで塗られたのをモノトーンに処理しているような印象で、決して白黒二色ではありません。
かげふみ遊びの盛り上がりがすごい。楽しそう。本の中と一緒にワクワクしちゃいます。
それとすすきと月のせいか、この色合いのせいか、ものすっご〜く中秋の名月の季節感があって、ぜひお月見時分の読み聞かせにいいなぁと思いました。
年長〜2年生ぐらいでしょうか。
秋の夜長の情緒がとても感じられました。
おばあちゃんがわたしのこと好きなのねと言うのも印象的です。
愛されて当たり前の子供心と留守番の寂しさ、おばあちゃんへの心配や不安。
う〜ん、いいなぁこの本。手元に欲しいなぁ。
だけども。
なんで月の出ている時間に、お友達がわらわらと出てくるわけ。これは想像? ちょっぴり引っかかりもありました。