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かいけつゾロリ(11) かいけつゾロリのなぞのうちゅうじん」 渡”邉恵’里’さんの声

かいけつゾロリ(11) かいけつゾロリのなぞのうちゅうじん 作・絵:原 ゆたか
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:1992年07月
ISBN:9784591030660
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,903
みんなの声 総数 10
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  • 宇宙語のレッスン付き!

    畑とノシシの頭にできた不気味なミステリーサークル。宇宙人に誘拐されたノシシを追いかけ、廃棄自動車で適当に作ったロケットでゾロリ一家は宇宙人の住む星に。地球侵略の陰謀を知り、われらがゾロリが立ち上がる!

    出版は1992年。オカルトブームで、テレビも雑誌も怪奇現象特集、宇宙人特集などが華やかなりし時代だったと記憶する。当時、子どもだった私は調子に乗って宇宙人や心霊現象を特集した番組や雑誌を好んでみていた。ネス湖のネッシーやビッグフット、グレイ型の宇宙人や各地で目撃された身確認飛行物体。つちのこ…
    今ではどこにいってしまったか?

    ミステリーサークルは、イギリスで発見されたものは、近所のおじさんが簡単な道具で自作していたと白状して、あっけなく騒ぎは終了。いたずら心をもったお茶目な紳士で、大笑いした。その様子を思い出させる話しの展開が愉快だ。当時を知らない世代は、単純に面白い話、というだけだろうけど。

    宇宙人系の当時のテレビ番組や映画は、やたらに恐怖心をあおったり、謎が謎のまま曖昧に終わったりして怖かったが、ゾロリはそんなことに関係なく、いつものとおり下品でしょうもない展開で大・安心。どこにいっても自分軸がブレない男である。
    将来、大物になるぞ。

    間違い探しや宇宙語の練習など、付録も盛りだくさんだ。

    投稿日:2021/03/23

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