『HUNGRY HEN』が原題ですが、この意訳が何ともキャッチー。
読後に見直してみると、どちらも意味深で滋味深いです。
主人公は、好き嫌いの無いめんどりさん。
ということで、よく食べて、大きくなって。
それを見ていた、腹ペコきつねが狙うという王道のシチュエーション。
なるほど、めんどりさんが大きくなるのを、
腹ペコを我慢して待って待って待って、ついに。
でもね、このめんどりさんも、そもそも「HUNGRY」なわけで。
飄々としためんどりさんの表情のまま、唖然のラストへ。
これはすごい作品に出会ってしまいました。
幼稚園児くらいから、大騒ぎになりそうです。