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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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緑の模様画」 てぃんくてぃんくさんの声

緑の模様画 作:高楼 方子
装画:平澤 朋子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,980
発行日:2007年07月
ISBN:9784834022896
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • 今でも娘の愛読書

    揺れ動く三人三様の思春期を、『小公女』を素地に描く。
    不登校だったり、放任?だったり、片親だったり。でもそれを大々的に告知しているわけではなく、あくまでも心の背景として描いてある。
    老人に絡ませる作品はよくあるが、こういう夢というか抽象的な部分を利用したのは珍しい。
    じいさんパートが一瞬(良い意味で)なんのことかわからなかった。
    最初から話は読めるが、どこへ終着するのかが楽しみだった。

    伏線が多くて、後半より合わせていくところに飽きもきたが、三人の他の脇役にも前進があって、みんながひとつの季節を過ごした感が出て、いいところに終着したと思う。

    作者の代表作として『十一月の扉』『時計坂の家』とあるが、後者寄りかな。
    『十一月の扉』のように、じっくり一人の心情に乗り移るのではなく、三人それぞれの思いや成長(というより一歩)を、年配のいろんな人や出来事の中で手繰っていく感じ。

    三人が、娘やその友達に思えて仕方なかった。ヤングアダルトが読んで共感するだろうか。大人向け、いや親向けのような。

    投稿日:2014/04/20

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