有名な佐藤さとる先生のコロボックルシリーズ、絵童話版です。
絵童話版の主人公・トコちゃんは、今回そりあぞびに興じます。
村上先生の描くコロボックル達の子の大きな足が、雪靴みたいのを履いていて、さらに可愛く見えました。
実に子どもらしい「自分のお気に入り」に対しての行動が、
最後のオチまでいい感じに引っ張られています。
とても読みやすく、楽しい物語です。
この絵童話で、初めてコロボックルたちを知った子どもたちは、
ぜひ、もう少し大きくなったら、原作のコロボックルシリーズも読んでほしいな〜。
幼稚園の年長さんくらいから、小学校中学年くらいまでお薦めです。
絵童話で、普通の絵本より、文章がいくらか長いので、読んであげるのは、時間がある時がいいですね。