題名を見て、「しあわせのおしえ」ということばに惹かれ借りました。
ぼくがちいさいころママにいつも言われた
「ご主人には、したがうこと。道を渡るときはみぎとひだ りをよくみて。そして、困っている人は、いつもたすけ てあげなさい」
この文章で、この物語が始まります。
子犬の”ぼく”は、意地悪なおじさんにもらわれていきます。
必死に3つの教えを守ろうとするのですが、はじめは、とても、幸せにはなれません。
それでも、教えを守って、とうとう幸せになることが出来ました。
子犬の、シンデレラストーリーといったところでしょうか。
いいお話なのですが、うまく行き過ぎているところもあります。
子犬は、最後には幸せになりましたが、おかあさんと離れて、子犬は何が幸せなんだろう・・・と思うと、ちょっと切なくなりました。