タイトルの通り、のんびり屋のつむりんがとてもかわいらしい、ほのぼの絵本です。
冒頭にも書かれてあったように、ゆったり読んでいると、リズミカルな文章がとても心地よい気分になりました。
新鮮だったのが、雨が降ったその日を、
「いいおてんきねぇ」
そう言ったかたつむりの言葉。
雨続きに憂鬱になりがちな私たちですが、一方で喜んでいる生き物がいると思うと、ちょっとうれしい気持ちもします。
なかなか起きてこないつむりんに、
「おきてないよ」そう教えてくれた娘。
ちょこんとめだまがとびだした姿を見て、
「おきたよ!」
ずっとつむりんを観察していたようです。
のんびりしたお話をじっと聞いていましたが、雨を見て、
「かおついてる」
ちょっとビックリしたようでした。
梅雨の時期、特に雨が降っているときにのんびりと読みたい絵本です。