どうぶつたちの親心が、あたたかい。
どうぶつたちの巡らす想像と、お話しを聞きながら
ふふふ、コソコソ、と言い出しそうな子どもらの閃きが、
微妙にズレあう面白さを、きっと楽しめる絵本。
女の子のような男の子、どうぶつたちとの対称が際立つ。
最後に時計に耳を当て、「よかった、音がしている」と言った。
まるで時計の親心のようだと、感心した。
おじいちゃんの心と今もいっしょにいる彼の、やさしさなのかな。
タンポポ、シロ詰草、ツル日々草、ペンペン草か…、
爽やかな風そよぐ春の原っぱに、ちょっと出かけてみようっと。
クレヨンハウスさん、ありがとう。感謝!