創作絵本ですが 昔話のテイストです。
トン・ウーという名の少年が
繰り返し蜂に嘘をつき
最後はそれがばれて痛い目にあうストーリーです。
子どもというのは この少年のように
すぐにばれるような嘘をつくものですから
「嘘はつかないほうがいい」ということを教え諭すのに
ぴったりなお話(絵本)だと思います(笑)。
また、お話の中に 何度もお経をあげる場面が出てきます。
ここの音読のリズムが楽しいです。
また、このお経がお話の鍵にもなっていますから
子どもに読んであげる時には
印象に残るよう工夫して読んであげたらいいのでは…と思います。
絵は色鮮やかに大きく描かれ 遠目が利く感じです。
少年の表情も面白いです。