いなかのおじいさんのところまで汽車に乗って遊びに行くエンソくんのお話です。エンソくんという名前に息子は、「遠足だからエンソくんかな〜」と言っていました。
初めて一人で汽車に乗るエンソくん、切符を買うときにちょっと間違いそうになっていたりして、初の一人旅の緊張感が伝わってきました。
ホームの風景は、たくさんの人でにぎやかで、その様子はまるでTVで見た外国の駅のようでわくわくしました。水をまきながら歩く人がいるのには、親子であれなんだろうね?と不思議でした。
エンソくんの汽車の旅も穏やかに楽しく進んでいくのかと思いきや、まさかの羊の大群が乗ってきたのにはびっくりでした。大勢の羊たちにまぎれてポツンと座っているエンソくんがなんともシュールです。
終点の駅に迎えに来てくれたおじいちゃんは牛のような動物に乗っているし、日本ではありえない光景がすごく面白かったです。
私も息子も気に入って何度も読み返し、お気に入りの1冊となりました。