市川先生のこの作品の子どもたちを見つめていると、どこかで出会った事のあるような懐かしさを感じます。
モーリス・センダックかな?安野光雅先生の描かれる子どもかな?
子どもたちの頭髪や服装、室内の家具調度品を見てもどこか異国の子どもたちの様子に感じてしまいます。
カラー印刷なのですが、少々色褪せセピア掛かった感じがまた素敵です。
子どもは遊びの天才。
活き活きと動き回る子どもたちの表情の豊かさに読んでいてエネルギーをもらえます。
矢川先生のリズミカルで楽しくなってしまう文章も、子どもたちのやんちゃぶりを愛ある眼差しで語ってくれています。
何度も何度も読み直し、元気をたくさんいただきました。