5歳の下の子に読んであげようとしたら、11歳の上の子も覗き込んできて「かわいー!」と最後まで夢中で見ていました。
人間の女の子とネズミの女の子。人間の女の子のおうちは、お金持ちのお宅なのでしょうね、大きくて立派で、どこを見ても素敵です。その片隅にあるネズミのおうちは、どこから持ってきたのかボタンや時計などが上手に使われていて、ミニチュア大好きな娘たちは目をキラキラさせて、両方を見比べて楽しんでいました。
物語も、母から子へ自然とバトンタッチされ、時代の違いも絵から読み取れます。何度読んでも発見がある、ずっと手元に置いておきたくなる絵本です。