今までの松岡さんの作品は、どちらかというと虫などの小さい生き物や、子どもたちが登場するものが多かったです。
ところが今回はおじさん(というより『おじいさん』と呼びたくなります)が登場します。
しかも、「切り絵」を使った表現方法!すごいですね〜。
1ページ1ページ遊びごろ子たっぷりに作られていて、じっくり楽しめます。
切り抜いたもの(紙)と、切り抜かれた枠(紙)それぞれを上手に使ってトリックアートのような感じに仕上がっていました。
チョキチョキおじさんの器用そうで大きな手がとても素敵でした。
絵も字も本そのものを大きくて見やすいので、読み聞かせにもお薦めです。
4.5歳くらいから小学校高学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?