ごみ捨て場で見つけたものを分解しまくる兄弟のお話し。
大人でも男なら機械を分解するのはワクワクするもの。調子の悪い家電を直そうと分解しかかって、バラバラになった頃手に負えないと諦め、かえってお店屋さんの手を煩わすことになったり。
しかし、捨てられていたものならば、心置きなく分解できるというもの。そしてこの兄弟のすごいのは、色んなものを合体させて、奇想天外なものに造り変えてしまうところ。失敗も多いけど、そこに巻き込まれる犬のポチがコミカルに描かれていて、息子と見つけては笑い転げました。
“おばけシリーズ”を読んだことがあるという息子は、「こっちの方が上手、だって絵が細かいもん。」と、ちょっと上から目線ながら、気に入った様子でした。こちらもシリーズ化されるといいですね。